ウインドリバーのプラットフォーム実用化サービスは、独自に融合したスキル、連絡担当者、知識、知的財産、柔軟なリソース、設計プロセス、およびプロジェクトマネジメント方法論を活用し、お客様のウインドリバープラットフォームソリューションから、真の価値を引き出すことに役立ちます。お客様のチームが、製品仕様、ボードの立ち上げ、ミドルウェアの統合、プロジェクトマネジメント、または製品全体の実現のどの問題を抱えている場合でも、ウインドリバーのプロフェッショナルサービスが、お客様の顧客の期待以上の製品を予定どおり、予算内で市場投入するために役立つよう、共通の情報源からの専門的知識を提供します。
ウインドリバーのエンジニアは、ウインドリバー製品を使用する開発チームの活性化から、プロジェクトをおびやかす障害の切り分けや克服まで、デバイス開発プロセスを最適化するウインドリバーのお客様を鋭意支援しています。プロダクト実用化サービスには以下のものが含まれます。
製品の実現
すばらしいアイデアを優れたデバイスとして実現させるには、ウインドリバー製品以外のコンポネントが必要な場合があります。タイムリーに費用効果の高い方法でアイデアを製品化するには、更なるスキル、経験、より多くの人手が必要なこともあります。設計上の要求を満たすには、人、プロセス、およびテクノロジといった製品開発システム全体が必要な場合さえあります。
140人を超えるスキルの高いデバイスエンジニアが、お客様の成功を支援するために待機しています。ウインドリバーは、製品が完成版となり、必要な全ての認証を取得し、顧客に理解が得られるまで、お客様自身のチームと協力します。
現在のリソースプールでは新市場参入や新製品開発に積極的に乗り出すことが難しい場合、受託業者のチームを編成して管理しようとすると、解決するどころか、問題が発生することもあります。むしろ、プロフェッショナルサービスの結合力のあるハードウェア、ソフトウェア、およびプロジェクトマネジメント機能をご利用ください。
製品の開発
時によって、ナプキンに書いたスケッチをお客様に見せられて、それを構想から製品化するように依頼されることもあります。お客様が、製品ビジョンを実現するエンジニアリングスタッフのいない新興企業である場合でも、方向転換中の経験豊富なデバイス開発会社であっても、ウインドリバーは、製品開発ライフサイクルの各段階で必要なスキルと経験を備えています。
ウインドリバーのチームは、お客様のリソースを補完し、必要な人材を追加し、必要なツールとテクノロジをマスターするまでにかかる時間を短縮し、厳しい納期を厳守するための支援を行います。スケジュールがあまりに厳しいプロジェクトの一部をウインドリバーに任せることや、単に「ナプキン」を渡していただくこともできます。どちらの方法でも、プロフェッショナルサービスは、予定どおりに予算内で、必要な機能をすべて備えた優れた製品を実現するために役立ちます。
ボード・サポート・パッケージ
信頼できる製品を最初から構築します。開発者がボード・サポート・パッケージ(BSP)を作成するには、対象システムのハードウェアコンポネント、データフロー、割り込みマップとメモリマップ、また場合によってはマイクロプロセッサアセンブリ言語を理解する必要があります。完成したBSPは、対象システムハードウェアを初期化するだけではなく、ソフトウェアのより上位のレイヤが下位のシステムコンポネントと通信するための関数呼び出しも提供します。この非常にクリティカルなレベルでの誤りは、すぐにシステム全体に広がり、これによって、システムがまったく機能しなくなったり、発見と修正に貴重な時間がかかるようなトラブルが、終了段階で発生したりする場合があります。
プロフェッショナルサービスは、確かな基盤でプロジェクトを構築するお客様の支援を行う、BSPエキスパートの専門チームを抱えています。ウインドリバーは、広範囲に及ぶ知識ベースを維持しており、ウインドリバーのエンジニアは、すべてお客様の開発チームに利益をもたらすために、秘訣、ノウハウ、およびベストプラクティスを常に共有しています。
エンジニアが、最も重要な箇所に時間を費やせるようにしてください。ウインドリバーは、毎年、何百ものカスタムBSPとドライバを作成しています。ウインドリバーのBSPエキスパートは、カスタムハードウェアを分析し、市場出荷するデバイスの開発プロセスと動作の両方を最適化するために必要なソフトウェアパッケージを作成するので、お客様のチームは、アプリケーションの構築に集中できます。
プラットフォームのカスタマイズ
ウインドリバーのプラットフォームは、ほとんどの場合、大部分のデバイス開発プロジェクトを促進するように設計されています。しかし、もしプラットフォームに組み込まれている以上の機能が必要な場合や、サードパーティのミドルウェアを統合したい場合はどうでしょうか。企業独自のテクノロジをウインドリバーのプラットフォームに統合することは可能でしょうか。また、プロトコルの拡張やアーキテクチャのカスタマイズが必要な場合はどうでしょうか。
プロフェッショナルサービスは、上記すべての疑問に対する答えを提示します。お客様独自の製品の構築に役立つよう、ウインドリバー製品をカスタマイズします。過去20年余り、ウインドリバーは、数多くのデバイス開発経験、知的財産の膨大な備蓄、および経験豊富なベテランだけが持てる利用可能なパートナー、製品、およびテクノロジへの洞察を蓄積してきました。この深い業界経験が、ウインドリバーのカスタマイズサービスの基盤となっています。
ウインドリバーのプラットフォームは、十分に統合されたテクノロジを豊富に提供します。ウインドリバーは、お客様が目的を実現するにあたってウインドリバーのテクノロジにどのような変更を加えるのが最も効率的かを評価する支援を行えるだけではなく、他の部分で問題を発生させずに、それらを実現する方法も心得ています。ウインドリバーは、ミドルウェアを変更したり、お客様またはサードパーティの製品を統合したり、必要な機能を提供するためにカスタマイズした知的財産を作り上げる支援をすることができます。
エンジニアリングサポート
ゼロからデバイスを開発するのは、複雑でコストがかかり、長期にわたるプロセスです。どれほどのエキスパートであっても、製品開発サイクルのあらゆる段階に等しく精通したエンジニアはいません。下位のタスクの処理に時間を費やすのは意味がないこともあります。また、新たな視点だけが必要な場合もあります。テクノロジの変化はあまりにめまぐるしく、納期はあまりに厳しく設定されます。また、一緒に働くチームは、人手不足の場合もあります。出荷日が希望よりも早く設定されている場合は、プロフェッショナルサービスにエンジニアリングサポートをご依頼ください。
プロジェクトの進行を妨げる思わぬ問題が、シリコンドライバ、BSPの作成、対象ハードウェアの実行開始、デバッグ、またはQAのいずれに関係する場合でも、ウインドリバーのフィールドエンジニアは、何をすべきか知っています。彼らは、新しい問題に毎日直面しており、互いに、またはお客様やパートナーとメモや取引情報を常に交換しています。ウインドリバーのフィールドエンジニアは、年間500件の事例を「解決」しています。お客様がさらされているプレッシャーを理解しており、チームとすばやく協調する術を心得ています。
インストールおよびオリエンテーションサービス
ウインドリバー製品を選択したのは、デバイス開発を好発進させるためです。特に納期が厳しいときは、インストール手順やプラットフォームに慣れていないという理由でプロジェクトの開始を遅延させないでください。この非常に重要な立ち上げ時期には、1日インストールおよびオリエンテーションセッションをウインドリバーにご依頼ください。このサービスでは、ウインドリバーで経験を積んだエンジニアが、お客様の職場に出向き、新しいソフトウェアをインストールして、お客様のスタッフがプラットフォームのコンポネントを最大活用できるように支援を行います。
ウインドリバーは、予測される問題を回避して、後でプロジェクトの阻害要素とならないようにするためにここで質問に答えることができます。ウインドリバーのインストールおよびオリエンテーションサービスを利用すると、エンジニアは、開発プロセスの後半で何週間もの非生産的な開発時間を費やさずに済みます。
1日インストールおよびオリエンテーションセッションでは、ウインドリバーのコンサルティングエンジニアが以下の作業を行います。
- ウインドリバーの納入目録を作成する
- 少なくとも1台のマシンにウインドリバー製品をインストールする
- 開発ツール、ランタイムコンポネント、および対象コード例に関する基本的なオリエンテーションを実施する
- 生産性をすぐに持たせるために必要な情報とサポートをお客様のエンジニアに提供する
- 利用可能なサポートリソース(Wind River Online Support、TSR、パッチダウンロード、更新、エデュケーションサービス、およびプロフェッショナルサービス)をお客様のチームに紹介する
Workbench サービス
業界最高レベルのデバイスソフトウェア開発環境であるWind River Workbenchをスタンドアロン製品として選択した場合も、ウインドリバーのプラットフォームソリューションの一部として選択した場合も、プロフェッショナルサービスは、どうすれば開発作業を活性化できるかを把握しています。別のLinuxディストリビューション、ホストオペレーティングシステム、または対象アーキテクチャを選択された場合でも、ウインドリバーは支援することができます。使用している開発環境にかかわらず、プロフェッショナルサービスは、次のオファーを使用して、Workbenchをニーズに合わせて拡張できます。
- Workbenchのプロセッササポートの拡張
- Workbenchの対象OSサポートの拡張
- Linuxホスト環境でのWorkbenchの妥当性確認
- Eclipseプラグインの妥当性確認
- エージェントの統合
詳細については Workbench サービスページをご覧ください。