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ウインドリバー、新たな制御システム向けソフトウェアプラットフォームでインダストリアルIoTの未来を革新

ニュースハイライト

  • ウインドリバーは、重要インフラ企業が、IoTに対応していない古い既存の制御システムを低コストで進化できるソフトウェアプラットフォームを発表します。
  • オープンスタンダードをベースにしたオンプレミス型のクラウド基盤Wind River Titanium Controlは、従来の物理サブシステムを仮想化し制御システムを実現します。
    本プラットフォームを製品ポートフォリオに加えることで、仮想化、リアルタイム性能、エッジとクラウド間のコネクティビティによって、産業分野の新時代を切り拓きます。

2017年3月14日、カリフォルニア州アラメダ発 — IoT向けソフトウェアを提供する世界的なリーダー、ウインドリバーは、重要インフラ企業向けに、IoTの接続性に対応していない古い既存の制御システムを、低コストで進化できるソフトウェア仮想化プラットフォームを提供することで、インダストリアルIoT(IIoT)の前進に貢献しています。Wind River Titanium Controlにより、次世代のオンプレミス型アナリティクスを実現し、工業プロセスを最適化することが可能です。

産業界や社会基盤の大手テクノロジ調査会社、ARCアドバイザリーグループ社のリサーチ・ディレクター、ハリー・フォーブス氏は次のように述べています。「現在オートメーション市場には、新しいIIoTテクノロジがどんどん流入しており、数十年間比較的安定していた既存のビジネスモデルを大きく破壊する可能性があると、ARCは確信しています。優れた例がTitanium Controlです。リアルタイムOSでのウインドリバーの長い経験と、オンプレミス型のクラウドコンピューティングテクノロジを組み合わせています。この組み合わせによって、最近まで組込みシステムのハードウェアにしか実装できなかった、リアルタイムオートメーションアプリケーションの仮想化を実現します。仮想化が製造オートメーション市場に与える影響は、非常に広範囲に及び、オートメーションサプライヤも注目しています」

従来の産業用制御システムは、IoTをサポートするように設計されていなかったため、大半が柔軟性のない専用システムで、実装、インテグレーション、メンテナンスに高いコストがかかります。また、陳腐化のサイクルによって、システムの更新が促されています。設備投資コストを維持または削減しながら、イノベーションと歩調を合わせるには、新たなシステムが必要です。

Titanium Controlは、商用実装可能なオンプレミス型のクラウド基盤です。オープンスタンダードをベースにしたプラットフォームを使用して、従来の物理サブシステムを仮想化します。設備投資コストと運用コストの削減に必要な高パフォーマンス、高可用性、柔軟性、低レイテンシを実現するとともに、あらゆる規模の産業用アプリケーションや制御サービスの予定外のダウンタイムを最小限に抑えます。エンタープライズITの仮想化プラットフォームと異なり、フォグコンピューティングのようなネットワークエッジに実装されるアプリケーションやサービスに高い信頼性を提供します。

Titanium Controlの主な特長は以下のとおりです。

  • 業界標準のクラウド/仮想化向けオープンソースソフトウェア:Linux、リアルタイムKVM、OpenStackなど
  • Accelerated vSwitchや仮想マシン間通信、および仮想インフラ管理によって実現される高パフォーマンスと高可用性
  • セキュリティ機能:アイソレーション、セキュアブート、Enhanced Platform Awareness(EPA)
  • 拡張性:2~100以上のコンピュートノード
  • サービスやアプリケーションの中断がない、ソフトウェアのヒットレスアップグレードやパッチ

ウインドリバーのプレジデント、ジム・ダグラスは次のように述べています。「IIoTの出現に伴い、企業は次世代のオープンでセキュアな制御システムの実装を検討しています。Titanium Controlはまさにそのニーズを満たすもので、現在、製造業、エネルギー、ヘルスケアなど、幅広い業界のお客様と試験運用を行っています。ウインドリバーのソフトウェアは35年間にわたり、効率を高め、安全性、セキュリティ、信頼性を強化する有効な手段を、これらの企業に提供してきました。Titanium Controlを製品ポートフォリオに加えることで、ウインドリバーは、仮想化、リアルタイム性能、エッジとクラウド間のコネクティビティによって、産業分野の新時代を切り拓きます」

Titanium Controlは、リアルタイム性能やサービスの継続的な提供が要求されるオペレーションやデータセンター環境といった、重要サービスの実装に適した仮想化製品Wind River Titanium Cloudポートフォリオの1つです。インテル® Xeon®プロセッサーに最適化されており、インテルベースサーバの主要ベンダ製ハードウェアで事前に検証済みです。

ウインドリバーについて
ウインドリバーはインテルコーポレーション(NASDAQ:INTC)の完全子会社でありモノのインターネット(IoT)向けソフトウェアを提供する世界的なリーディングカンパニーです。ウインドリバーは、1981年からエンベデッドデバイス向けソフトウェアを提供するパイオニアであり、そのテクノロジは20億を超える製品に使用されています。ウインドリバーは、業界でも屈指の包括的な組込みソフトウェアポートフォリオを有しており、ワールドクラスのプロフェッショナルサービスおよびサポートを提供し、さらにこれらは広範なパートナーエコシステムに支えられています。テクノロジと専門性を提供することで、安全、セキュア、そして信頼性に優れたインテリジェントシステムの革新とデプロイを支援します。
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